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湿疹

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湿疹とは ~尿漏れでのおむつかぶれ~

ここでは泌尿器科特有の陰部湿疹に対して解説します。
外陰部,その周辺は非常に不潔になりやすく細菌が繁殖しやすい場所です。(尿がパンツ内でもれる,汗でむれるなど)
また皮膚が薄いのでデリケートな場所です。かゆみが出るとさらに掻きむしり,炎症が波及し広がっていきます。
このため、ダメージが広がる前に早めに治療を行うことが大切です。

高齢者さんのオムツかぶれ

近年では高齢化社会の影響により寝たきりの患者さんやオムツをする高齢の患者さんが増えており,かぶれを放っておくとじょくそうができることもあり注意が必要です。 おむつの中は高温多湿で、細菌が増殖しやすくなっています。通気性をよくしましょう。

治療

基本的にはロコイド軟膏などステロイドの中でも弱めの軟膏を塗布し,炎症を抑えます。
※陰部はお顔と同じで,皮膚も薄いため体の湿疹とは区別します。
カンジダ皮膚炎の場合は、抗真菌薬の軟こうを使用します。ステロイド軟膏は逆に菌を増殖させるため注意が必要です。

1回来ただけではすぐ治りませんので,しっかりと通院していただくことが治療の近道であることは言うまでもありません。

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