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淋菌感染症

目次

淋病とは

細菌の淋菌Neisseria gonorrhoeaeに感染することで起こる性感染症です。
男女ともに感染しますが、男性が多いのが特徴です。男女とも20代前半で増えていきます。
世界的には感染者が急増しており、日本でも身近な性感染症の一つとなっています。
感染すると1週間後に症状が出てきます。。クラミジアや梅毒と比べると、比較的短い期間で発症に至ります。

淋病になる原因

淋病の感染経路は、性行為が主たるものとなります。
粘膜や分泌物と接触すると感染します。喉を介した感染も増えており注意が必要です。

症状

男性

尿道炎

排尿時の激しい痛みを伴い,尿道からウミが出ることが特徴的です。
男性の場合、症状が激しく出ることが多いでしょう。

女性

子宮頸管に炎症を起こします。
無症状の人が大半です。

尿道炎

排尿時痛、尿道からのウミ

バルトリン腺炎

陰部の腫れや痛みがでます。

性器以外の症状

喉や肛門、眼などにも感染します。

オーラルセックスを介してうつり、無症状のことがほとんどですが、咽頭炎や扁桃炎を起こす場合もあります。

咽頭炎

ものを飲み込む時の痛みがあれば要注意です。

扁桃炎

扁桃が赤く腫れ、ウミで白くなることがあります。喉の痛みが強くなり高熱がでます。

検査

検査方法

尿のPCR検査

感染の可能性があれば24時間以上経っていれば、尿検査が可能です。
結果は1-2週間ででます。

喉の検査

感染から1週間以上経っていれば検査が可能です。
うがい液で検査を行います。

感染部位のぬぐい液検査

各種感染部位のぬぐい液を採取します。

淋病の治療

  • 抗生剤内服
  • 抗生剤点滴
  • 抗生剤筋肉注射

のいずれかを選択します。

淋菌には耐性菌(抗生剤が効かない)がいることがあり、飲み薬よりも点滴治療を推奨します。
治療後1ヶ後に再検査をし,陰性であれば完治したことになります。

※自然治癒することはありませんので注意しましょう。
放置しておくと不妊の原因になる場合もあります。
妊婦さんが淋菌に感染したまま出産をすると赤ちゃんに感染させてしまう恐れもあります。

疑わしきはまず検査

疑わしい行為があれば,症状がなくても一度検査をしましょう。
ピンポン感染で大事なパートナーに感染したりしたら,元も子もありません。

パートナー

淋菌は感染率が30%とかなり高いため,自分が淋病なら、パートナーも感染しているのは至極当然のことです。
こうしたことを防ぐために、パートナーにも一緒に検査を受けてもらいましょう。

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