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前立腺がんの手術後

目次

前立腺がん術後

ここ数年,前立腺がんの患者さんは増加しており,ロボット手術の飛躍的な医療機関の導入により,前立腺を手術して前立腺を取られた方がたくさんいらっしゃると思います。
どうしても前立腺の手術のあとは,尿漏れになりがちです。
それは,尿道括約筋(尿を我慢する筋肉)の損傷だったり,尿道の長さが短くなったり,排尿の神経がある程度損傷したり,原因はさまざまですが,まだ一定の見解は得られておりません。
一過性のこともありますが,手術後も続いているという方は多いはずです。

現在でもこの尿漏れをなくすために泌尿器科専門医達は海外の最新の手術方法や神経温存術,尿道長を長くするなど様々な工夫をロボット手術に取り入れていますが,尿漏れになる方が一定数いるのが現状です。

治療

骨盤底筋体操

手術の前後で主治医の先生からこの話はmustでされてらっしゃると思います。
ただし,体操の半分も理解されてない方々がほとんどですので,もう一度体操を見直します。

内服治療

前立腺癌治療後は,どうしても膀胱が小さくなり,蓄尿(尿をためること)がうまくいかず,少し溜まったら,もれてしまうというような方が多く見受けられます。
膀胱容量を少し増やすことで,早い段階の漏れを抑えます。

当院院長も,都内でロボット手術を年間100例近くやってきましたが,どんなに手術がうまくいっても尿漏れになってしまう方がいらっしゃいます。

早期前立腺がんの皆さんは,もともと無症状の方がほとんどです。

手術の前と後で尿漏れや,勃起障害などの合併症が出ることで,悩まれている方々をたくさん見てきました。
院長自ら培った経験を駆使し,みなさんをより快適な生活に戻してあげたいというのが当院の願いです。
お気軽に受診してください。少しでも力になれれば幸いです。

あみ泌尿器科クリニック
院長 鴨田 直博

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