コンジローマ
目次
コンジローマとは
HPV(ヒトパピローマウイルス)が性器に感染することで、症状を引き起こします。
尖圭コンジローマは、性交渉などによってHPVが粘膜や傷口から侵入することで感染します。
HPVのうち、6型と11型が尖圭コンジローマを引き起こします。
症状
イボ状の腫瘤
部位
- 亀頭部~陰茎
- 陰嚢
- 肛門周囲
- 尿道口
できる部位もさまざまです。
見た目
カリフワラー状の特徴的な形をしています。
痛み
ありません。気づかぬうちにどんどん大きくなります。
検査
- 問診
- 視診
- 皮膚拭い検査
治療
塗り薬
外用薬を塗布することにより、少しずつウイルスを弱らせ小さくします。
週3回塗布します。
夜,入浴後に塗布し、翌朝に洗い流します。
最大4ヶ月間使用します。
塗り方が少し特徴的なので,当院で指導させていただきます。
※亀頭部や、包皮は普通の皮膚よりはうすいため、クリームを塗ると赤く腫れあがり痛みがでることがあります。
焼灼術
局所麻酔下にいぼを焼灼します。
深部まで焼くことで再発を防ぎます。
手術痕が残ることもあります。
※塗り薬でよくならない、赤くはれる方はこの方法がお勧めです。
茨城県で焼灼術を行っている施設はあまりないため、遠方の方は当日対応も時間によっては可能です。
液体窒素による凍結療法
-196℃の液体窒素でいぼに押し当てる治療です。
1週間に1回行います。(当院では行っておりません)
レーザーなどによる治療方法
レーザーを使って、イボを焼灼をします。(当院では行っておりません)