脂質異常症
目次
あぶらが血液に溜まった血液がドロドロになった状態のことです。以前は高脂血症と呼ばれていましたが、最近では,脂質異常症と呼ばれています。
高LDL(悪玉)コレステロール血症・低HDL(善玉)コレステロール血症・高トリグリセリド血症の3つに分けられます。動脈硬化を進行させ,心筋梗塞や脳梗塞のリスクを上昇させます。
原因
コレステロールの過剰摂取
食品から摂るコレステロールは1日200mgとされております。
飽和脂肪酸の過剰摂取
過剰に摂取すると体内に脂質が溜まります。
飽和脂肪酸が多く含まれる焼肉やカップラーメンなどの過剰摂取は控えましょう。
治療
- 食事療法
- 運動療法
- 禁煙
- アルコールの制限
当院でご指導いたします。
お薬
上記で改善が見られない場合は内服薬を使います。
中性脂肪・LDLコレステロール・HDLコレステロールの数値を目標値まで改善させることが目標です。
脂質異常症診断基準(空腹時採血)
項LDLコレステロール | 140㎎/dL以上 |
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低HDLコレステロール | 40㎎/dL未満 |
高トリグリセリド(中性脂肪) | 150㎎/dL以上 |
日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年
中性脂肪やコレステロールの値が異常と指摘された方、そのまま放置してしまっている方は、ぜひお早めに当院にご相談ください。